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Channel: ニュース –山梨大学工学部 / 大学院医工農学総合教育部工学専攻
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杭州電子科技大学生訪問団と電気電子工学科学生の交流会を開催

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 平成30年7月18日(水)、本学を訪問中の杭州電子科技大の学生訪問団のうち電子情報工学系を専攻する学生8名と本学工学部電気電子工学科・修士課程工学専攻電気電子工学コースの学生12名の交流会をアクティブラーニング教室で開催しました。交流会では,両大学混合のグループを4つ作り,前日までに行われた研究室訪問で見学した研究中の技術を基にした「社会の未来像」を描く課題に取り組みました。

 学生たちは紙に各自のアイデアを描いたものを見せあったり,スマートフォンの翻訳機能を駆使したりしながら熱心に語り合い,構想がまとまると大きな紙に一枚の絵を描きあげました。この活動を通じて,最初はどことなくよそよそしかった日中の学生たちが,最後は全員が笑顔になる素敵な交流会になりました。
 杭州電子科技大の学生訪問団は8月4日まで本学に滞在し,様々な活動を通じて日本を学びます。

交流会終了後の記念撮影。皆が良い笑顔になりました

事前に行われた研究室見学の一コマ。水中光無線通信技術について英語で説明する電気電子工学科4年生と,熱心に聞き入る杭州電子科技大の学生たち


在学生のための講演会を開催

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 7月20日、甲府キャンパスにおいて、在学生のための講演会「プロジェクトY:卒業生から在学生へのメッセージ」を開催しました。
 この講演会は、本学部卒業生の社会での活躍の様子を聴くことにより、在学生が自分の将来を見つめ直す機会とすることを目的として開催しています。

 今回の講演では、オリジン電気株式会社の源島康広取締役常務執行役員を講師にお迎えしました。「化学の視点から変える・変わる「ものづくり」の面白さ-自分も社会もアップデートさせるものづくり-」と題して、ご自身の経歴・経験から、オリジン電気株式会社の世界に通用する製品や技術、また、現役学生へのメッセージまで、多岐にわたる話題を交えながらご講演いただきました。

 当日は、170名を超える学生や教職員、OBが聴講し、大盛況となりました。

   

工学部の学生が四川大学国際交流合宿に参加

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 工学部コンピュータ理工学科および情報メカトロニクス工学科の学生が、本学の交流協定校である四川大学(中国・四川省成都市)で開催された「University Immersion Program 2018」に参加しました。本プログラムには30ヶ国以上から数百名の大学生が参加し、グローバルな視点を育むための多種多様な交流活動を体験しました。この内、四川大学ソフトウェアエンジニアリング学部主催の合宿プログラム「Sparks & Sprout」が平成30年7月8日(日)から16日(月)まで開催され、協定校である本学からは情報関連学科の学生が招待されました。コンピュータ理工学科(および大学院コンピュータ理工学コース)から19名、情報メカトロニクス工学科から1名の学生が参加しました。

 

 合宿プログラムでは、最先端の研究者による計算機科学に関する英語での集中講義、ソフトウェア開発会社の見学、ソフトウェア開発プロジェクトのプレゼンテーション、四川大学の学生と本学の学生との混成チームによるグループワーク、中国の文化・歴史の体験交流など、多彩な活動が実施されました。

 

 本学ではグローバル・パートナーシップの形成などにより、本学の学生に海外の研究者や学生と協同して問題解決に取り組む機会を提供することを第3期中期計画に掲げています。今回の合宿では、協定校との連携強化とともに、グローバル人材育成に向けて、学生は異文化に触れるだけでなく、国際的なチームワークを体験しました。

 

Sparks & Sprout開幕式

四川大学の学生との交流

グループワークの様子

山梨大学紹介プレゼンテーション

火鍋パーティー

四川大学門前

 

大学院工学専攻 コンピュータ理工学コースのチームが国際プログラミングコンテスト国内予選を突破

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本学大学院工学専攻 コンピュータ理工学コース 1年の小宮山亮太さん、鈴木太陽さん、福田晴喜さんからなるチーム(AtComleader)がACM国際大学対抗プログラミングコンテストの日本国内予選を突破し、12月に横浜で行われるアジア地区大会への出場権を獲得しました。

ACM国際大学対抗プログラミングコンテストは100以上の国、約3,000の大学から5万人もの学生・院生が参加する世界最大規模のプログラミングコンテストで、日本においても約400チームが国内予選に参加する中、AtComleaderは46位と健闘し、アジア地区大会へと駒を進めました。なお、今回の国内予選の大学別順位で山梨大学は 21位と過去最高の成績となりました。

国内予選結果
https://icpc.iisf.or.jp/2018-yokohama/1st-round-result/
アジア大会の情報
https://icpc.iisf.or.jp/2018-yokohama/

AtComleader の3名は昨年に続いて2年連続のアジア大会進出となり、昨年を超える成果が大いに期待されます。

マレーシア・ペルリス大学の大学院生を招いた人工知能・IoTセミナーと短期共同研究の実施

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平成30年7月22日(日)〜8月11日(土)の間、国立研究開発法人科学技術振興機構「日本・アジア青少年サイエンス交流事業(さくらサイエンスプラン)」(本学実施担当者:情報メカトロニクス工学科 西崎博光准教授)の一環として、マレーシア・ペルリス大学の大学院生11名および教員4名が来学され、セミナーへの参加、技術交流、共同研究を実施しました。

今回の交流事業において、山梨大学の教員らがディープラーニング、画像処理、拡張現実感などの人工知能に関するセミナーを開講し、マレーシア・ペルリス大学側からは教員・大学院生によるIoT(Internet-of-Things)・センサーに関するセミナーおよび実習を開催することで、2大学間の技術交流を実施しました。

また、「人工知能関連技術を用いたInternet-of-Thingsデバイスから取得したセンシングビッグデータの分析・可視化に関する研究」というテーマを掲げ、マレーシア・ペルリス大学の大学院生らが、本学工学部情報メカトロニクス工学科(担当:西崎准教授)およびコンピュータ理工学科(担当:茅教授・豊浦准教授)の各研究室に滞在し、共同研究を実施しました。

プログラムの最終日には成果報告会を実施しました。約3週間の短い滞在でしたが、大学院生すべての方が熱心に研究に取り組まれていたこともあり、全員が研究成果を得ることができました。今後の2大学間の共同研究の発展につながっていくものと期待されます。

IoT・センサーセミナーの実施

ディープラーニングセミナーの実施

共同研究に関するディスカッション

集合写真

成果報告会

【学大将プロジェクト】 『高専生向け実習プログラム』を実施

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8月20日~8月24日の間、「高専生向け実習プログラム」を開設しました。このプログラムは、高専の本科生や専攻科生が、工学部研究室において5日間の実習プログラムを体験することにより、大学や大学院への進学意欲を高めてもらうことなどを目的としており、本年度が10回目の開設です。

本年度は15名が参加し、機械工学科、電気電子工学科、コンピュータ理工学科、情報メカトロニクス工学科、および先端材料理工学科の9研究室に分かれて「振動抑制と高速搬送を実現する搬送制御システムの構築」、「気体レーザーの作製とレーザー加工実験」、「ディープラーニングを用いたアプリケーションの開発」などの、最新の研究内容を含むユニークな実習メニューに熱心に取り組みました。

参加者からは、「高いレベルの実験に取り組むことができ、とても良い経験となった」、「実習内容を体験するだけでなく、他校の高専生との交流もでき、山梨大学をもっと知ることができたため、今後の生活に活かせる実習になった」などの感想が寄せられました。

なお、この実習プログラムは「統合能力型高度技術者養成プロジェクト―自発リーダー(学大将)を生む環境作り―(通称:学大将プロジェクト)」の一環として開催されたものです。

 

■関連サイト:「統合能力型高度技術者養成プロジェクト―自発リーダー(学大将)を生む環境作り―」ホームページ

        http://www.eng.yamanashi.ac.jp/risu/index.html

 

修士課程1年の畠山朔弥さんが「日本セラミックス協会 第31回秋季シンポジウム 優秀発表賞」を受賞

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平成30年9月5日(水)から7日(金)、愛知県名古屋市にて開催された「日本セラミックス協会 第31回秋季シンポジウム」において、修士課程1年応用化学コース(指導教員:和田智志教授)の畠山朔弥さんが同会の発表セッション「ナノクリスタルが拓く新しいセラミックス技術」にて、「優秀発表賞」を受賞しました。本賞は優秀な研究発表を行った学生に授与され、その功績を称えるものです。

受賞対象となった研究題目は「チタン酸バリウムナノキューブ高分散液の調製及び集積化」で、高い静電容量を持つ小型複合材料の作製のため、立方体形状に形態制御したナノサイズの単結晶(ナノキューブ)を分散させた高分散液の調製及びナノキューブ集積方法についての検討を行いました。今後更なる集積条件についての最適化を行っていくことでキャパシタ材料としての応用が可能になります。

受賞した畠山さんは、「この度は優秀発表賞を受賞することができ、大変光栄に思います。ご指導していただいた和田智志教授、上野慎太郎准教授、藤井一郎助教をはじめ、本研究に協力していただいた関係者の方々に深く御礼申し上げます。今後もこの賞を励みに研究活動に邁進したいと思います。」と述べています。

 

受賞した畠山朔弥さん

杭州電子科技大学との修士ダブルディグリープログラムの開講式が執り行われました

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9月17日大学院修士課程コンピュータ理工学コースと中国杭州電子科技大学計算学院とのダブルディグリープログラムの開講式が杭州電子科技大学で執り行われました。山梨大学からは島田眞路学長、熊田伸弘工学部長、茅暁陽国際交流担当学長補佐、福本文代コンピュータ理工学科長、コンピュータ理工学科の渡辺喜道准教授と服部元信准教授、杭州電子科技大学からは王兴杰共産党書記長、郑宁国際交流担当副学長、徐紅国際交流処長、包健計算機学院書記長、孔万増計算機学院副院長をはじめ、ダブルディグリープログラムの指導教員並びに学生20名が開講式に参列しました。式典では、王書記長と島田眞路学長が祝辞を述べられ、プログラム参加学生代表も登壇し、勉学に向けて決意を述べました。式典終了後には記念植樹も行われました。王書記長、島田学長、熊田学域長らが銀杏の木の根元に丁寧にスコップで土を盛り、この記念樹とともに両大学のコラボレーションを共に育ていくことを誓い合いました。その後、島田学長と熊田学域長らは杭州電子科技大学計算機学院のBrain Machine Interface研究室を視察され、同プログラムに参加されている教員や学生と意見交換を行いました。

両大学は2008に大学間交流協定を締結し、これまで工学部を中心に150名以上の学生が相互訪問し、様々なレベルで交流が行われてきました。昨年7月には杭州電子科技大学計算機学院とコンピュータ理工学科の学生による共同プログラミングコンテストがコンピュータ理工学科で行われ、本年7月には両大学の電気電子を専攻とする学生により「社会の未来像」と題するワークショップが行われました。当該修士ダブルディグリープログラムは20名の定員を有し、学生は専門分野でマッチングされた双方の大学の指導教員から指導を受けながら、杭州電子科技大学で1.5年間、山梨大学で1年間勉強と研究を進め、両大学での修士学位の取得を目指します。

本学は大学院修士ダブルディグリープログラムの拡大により教育プログラムの国際化と共同研究の推進を第3期中期計画に掲げております。本プログラムにおいては、学生の共同指導を通して、教員同士の共同研究の推進とその成果の教育現場への還元が期待されています。

オープニング式典

記念植樹

記念植樹

BMI研究室視察

学生の共同指導に関する打合わせ

本学教員による人工知能に関する講義


深澤千尋さんが第31回秋季シンポジウム特定セッション優秀ポスター賞を受賞

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 応用化学コース修士課程1年の深澤千尋さん(指導教員:武井貴弘教授)が、9月5日(水)~7日(金)に名古屋工業大学で開催された第31回秋季シンポジウムの特定セッション(資源・水・空気環境の改善に向けたマテリアルイノベーション)において優秀ポスター賞を受賞しました。
 受賞テーマは「ソフト化学処理による層状ペロブスカイト複合体の作製とアンモニア分解特性の評価」です。
 これは、層状ペロブスカイトを剥離、再凝集処理をすることでNiやRuを含む複合体を作製し、アンモニア分解活性を検討したものです。
 深澤千尋さんは「このような賞を頂き、大変光栄に思います。今後は、さらなる成果をあげられるように研究に取り組んでいきます。また、ご指導頂きました武井教授をはじめ研究室の皆様に心から感謝申し上げます。」と話しています。

 

賞状 (第31回秋季シンポジウムの特定セッション優秀ポスター賞)

賞状 (第31回秋季シンポジウムの特定セッション優秀ポスター賞)

ノーベル賞受賞者・白川英樹氏をお招きし、工学部応用化学科有機ロボティクス講座主催研究会を開催

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 平成30年9月28日(金)、甲府キャンパスにおいて、平成12年にノーベル化学賞を受賞した白川英樹 筑波大学名誉教授をお招きし、本学工学部応用化学科有機ロボティクス講座(指導教員:奥崎秀典 教授)主催の導電性高分子研究会を開催しました。

 「導電性高分子」とは、白川名誉教授が発見した電気を通すプラスチックのことで、帯電防止材や有機ELディスプレイ、固体電解コンデンサなどに広く利用されており、タッチパネルや太陽電池などの透明電極、センサー、アクチュエータとしても実用化が進んでいます。

 研究会では、奥崎教授や同講座所属学生による研究紹介の他、箭野裕一 東ソー株式会社主任研究員が、本学と同社で共同開発した最先端の新規自己ドープ型導電性高分子について説明しました。また、廣木一亮 津山工業高等専門学校准教授が同材料を用いた応用研究のアイデアを紹介し、教材としての活用法について発表しました。

 その後、学生が「教材用デモンストレーション実験」を披露し、同研究の面白さを効果的に伝える教材の開発について議論が交わされました。

 研究会では終始活発な意見交換が行われ、学生は同研究の第一人者である白川名誉教授の高い見識に触れるなど、有意義な研究会となりました。

研究会の様子

研究紹介する奥崎教授

研究紹介する箭野研究員

研究紹介する廣木准教授

研究紹介を聴く白川名誉教授(中央)

学生によるデモンストレーション実験(右から2番目:白川名誉教授)

参加者による記念撮影

 

山本晃大さんが優秀論文発表者賞を受賞

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 工学部土木環境工学科4年の山本晃大さんが、平成30年7月26日(木)にサンポートホール高松で行われた第53回地盤工学研究発表会で優秀論文発表者賞を受賞いたしました。

 山本さんの講演タイトルは「加振時不飽和地盤における水分変動に関する実験的研究」です。共著者は荒木功平助教と卒業生の深沢郁未氏(山梨県)、藤森弘晃氏(NEXCO中日本)です。

 これは、地震動による不飽和地盤の沈下挙動・破壊形態のメカニズム解明について検討したもので、分野横断的研究により、本間聡准教授(工学部電気電子工学科)が作製された0.1秒間隔で計測出来る安価な土中水分計を用いて、加振時の地中水分変動を計測したものです。クラック発生に伴う土中水分が上昇するタイミングは,実験土槽内では深度方向の依存度が小さく概ね等しかったとしています。

 受賞した山本さんは「このような賞をいただき、大変光栄です。この賞は私の力だけでなく、ご指導いただきました荒木先生をはじめ、本間先生、ともに研究してきた地盤工学研究室の皆様のお力添えがあったからこそ受賞することができました。深く感謝いたします。」と述べています。

 

受賞した山本晃大さん

受賞した山本晃大さん

表彰状

表彰状

波切 堅太郎さん(修士課程2年)らが応用物理学会でPoster Awardを受賞

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 波切 堅太郎さん(大学院修士課程工学専攻電気電子工学コース2年)、鈴木 雅視特任助教、垣尾 省司教授が、2018年9月18日(火)~21日(金)に名古屋国際会議場で開催された第79回応用物理学会秋季学術講演会においてPoster Awardを受賞しました。

 同賞は、応用物理学会の春季および秋季学術講演会において、応用物理学の発展に貢献しうる優秀なポスター講演を行った会員を表彰し、その成果を称えることを目的とするもので、今回は約1,000件のポスター講演のうち、21件が選出されました。

 受賞テーマは「LN/水晶接合構造上の縦型リーキーSAWを用いた音響光学変調素子」で、異種材料接合構造を用いて弾性波エネルギーの表面集中を図ることにより、従来音響光学変調素子への適用が困難であった縦型リーキー弾性表面波(SAW)を低い駆動電圧で適用可能とし、変調光がもつシフト周波数の高周波化を実現した研究成果を報告したもので、光距離計測の高精度化を図る技術として期待されています。

 第一著者として講演した波切さんは、「名誉ある賞をいただき、身に余る光栄です。ご指導、ご協力いただいた垣尾教授をはじめ、日々の研究活動を支えて頂いた研究室の皆様に深く感謝いたします。今後、就職先として本研究に関わる業界に携わることを予定しているため、今回の受賞を糧にこの分野の発展に貢献できるように日々精進してまいります。」と話しています。

Poster Awardを受賞した波切さんと発表ポスター

Poster Award賞状

博士課程2年の安潁俊さんがAMSM2018でベストポスターアワードを受賞

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 平成30年10月23日(火)から26日(金)、KAIST(Daejeon、Korea)で開催された3rd International Workshop on Active Materials and Soft Mechatronics(AMSM2018)において、大学院博士課程2年(グリーンエネルギー変換工学特別教育プログラム)の安潁俊(Ying-Jun An)さん(指導教員:奥崎秀典教授)が、ベストポスターアワードを受賞しました。本賞は、高分子材料を用いたソフトセンサ・アクチュエータに関する優れたポスター発表を行った若手研究者に与えられます。

 受賞テーマは「Novel Composites of Conductive Polymer and Shape Memory Polymer for Electroactive Soft Actuators」で、導電性高分子と形状記憶高分子からなる新規複合体を作製し、電場駆動型ソフトアクチュエータへの応用を試みました。研究の新規性や成果のインパクト、質疑応答の内容が評価されての受賞となりました。

 受賞した安さんは、「本賞を受賞したことを大変名誉に思います。今後も一生懸命研究に取り組んでいきたいと思います。指導教員の奥崎教授や研究室メンバー全員に感謝いたします。」と述べています。

 

安潁俊さん

賞状

 

土木環境工学科の学部4年生6名がJSBC学生部会特別賞を受賞

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 2018年9月11・12日に摂南大学(大阪府)で開催されたJapan Steel Bridge Competition(JSBC) 2018において,山梨大学土木環境工学科の学部4年生6名が山梨大学チームとして出場し,学生部会特別賞を受賞しました.

 JSBCは日本における土木鋼構造に携わる学識経験者の有志たちによって2009年に立ち上げられた大会で,今年が第9回大会になります.全長4mの鋼橋模型に対して,計画,立案,設計,製作,架設の全ての行程を通じて全国の大学で競い合います.

JSBC2018公式HP:http://bricom.jp/

 土木環境工学科学部4年生の太田小春さん,高木詩歩さん,成田廣道さん,山田健也さん,望月野亜さん,望月裕太さんが出場しました.自分たちで橋の構造計算・設計を行って材料を発注し,ものづくりセンターの工作室で部材の切断・穴あけ・溶接を行い,なんとか大会当日に間に合いました.大会では建設現場に見立てたフィールドで製作した部材を組み立てる架設競技や,200kgの車両を通過させる載荷競技のほか,デザインやプレゼンを審査されます.

 山梨大学は初出場ながら,斬新で工夫に富んだデザインと一貫したコンセプトが高く評価され,みごと学生部会特別賞を受賞しました.

 学生は「研究も忙しくて設計・製作の時間が短くて大変だったけど,作業を進めるうちにチームが一致団結していくのがとてもよかった.大会も初出場だったけど他の大学とは違ったデザインでインパクトを残せたと思う.賞が受賞できて本当に嬉しいです.」と楽しそうに話していました.

 最後になりますが,ものづくりセンターの皆様をはじめ多くの方のサポートがございました.ここに感謝の意を表します.

 

学生部会特別賞賞状

 

  

ノルヒダヤさんが国際BMSシンポジウムポスター賞を受賞

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 工学部 電気電子工学科のNORHIEDAYAH ROSLI(ノルヒダヤ ロスリ―)さんが、2018年10月27日、第2回国際BMSシンポジウム(京都島津製作所)において国際BMSシンポジウムポスター賞(International BMS Symposium Poster Award)を受賞しました。

 この賞は、質量分析学の進歩に寄与する優れた研究を行い,将来の発展を期待できる者に授与するものです。受賞対象となった業績は「超大気圧エレクトロスプレーイオン化法を用いた新たな高温液体クロマトグラフィー質量分析の開発」です。

 この研究はチェンリーチュイン准教授指導のもと、大学院生の内藤翼さんとともに遂行している研究です。

 受賞に対し、ノルヒダヤさんは、「このような賞を頂き、非常に栄誉です。この栄誉は自分だけの成果ではないと思っております。これまで自分を指導してくださった先生、先輩たち、研究のための十分な設備があったおかげであると感じます」と語っています。

参考HP:http://www.mssj.jp/society/branch/bms/bms_international2018-award.html

受賞したNORHIEDAYAH ROSLI(ノルヒダヤ ロスリ―)さん

チェンリーチュイン准教授(左)ノルヒダヤロスリ―(右)さん

賞状

 


平成30年度工学部・工学専攻奨励賞表彰式を挙行

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 平成30年11月15日(木)、平成30年度工学部奨励賞および工学専攻奨励賞表彰式を挙行し、工学部および大学院(修士課程工学専攻)の学生4名を表彰しました。

 この奨励賞は、学業以外の学生参加型の工学部行事、プロジェクト、サークル活動、社会的活動等に貢献し、本学の名誉を著しく高める行為など、様々な分野で高く評価された学生を表彰するものです。

 今回は、「第53回地盤工学研究発表会」において優秀論文発表者賞を受賞した山本晃大さん、「第26回原子力工学国際会議」において「Best Poster Award」を受賞した藤上健太さん、「日本原子力学会関東・甲越支部 第17回若手研究者技術者発表討論会」において奨励賞を受賞した齋藤直樹さん、「電気学会 第23回知能メカトロニクスワークショップ」において優秀講演賞を受賞した長川航生さんに対し、熊田伸弘工学部長から表彰状が授与されました。

 

今回表彰された学生は次のとおりです。

 

土木環境工学科

山本 晃大さん

工学専攻機械工学コース

藤上 健太さん

齋藤 直樹さん

工学専攻メカトロニクス工学コース

長川 航生さん

平成30年度工学部・工学専攻奨励賞表彰式

マイハウス(キャリアハウス・ベンチャーハウス)10期生24名が始動!

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 11月15日(木)、マイハウスプラン(キャリアハウス・ベンチャーハウス)の参加1年生による「キックオフミーティング」を開催しました。

 このミーティングは、工学部の教育プロジェクト「統合能力型高度技術者養成プロジェクト(学大将プロジェクト)」の一環として、「キャリアハウス・プロジェクト(1年生からの高度研究体験)」、「ベンチャーハウス・プロジェクト(1年生からの起業体験)」に自発的に応募して参加が決定し、活動を開始した1年生(24名)の研修会と交流会を兼ねたもので、今回10期生が活動を開始しました。参加学生は、応募の動機や今後の抱負について互いに紹介しました。また、全員が「COC+やまなし未来創造教育プログラムものづくりコース」に登録し、今後の活動により同コースの関連科目「キャリア形成実習1~4」の履修・単位取得を目指します。

 

■関連サイト:「統合能力型高度技術者養成プロジェクト」ホームページ

        https://www.eng.yamanashi.ac.jp/risu/index.html

から「マイハウスプラン」へ

 

学部4年の塩澤光一朗さんが電気音響研究会で学生研究奨励賞を受賞

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 (一社)日本音響学会 電気音響研究会と(一社)電子情報通信学会 応用音響研究会の共催研究会が,平成30年11月21日・22日に輪島市(ホテルこうしゅうえん)において開催されました。この研究会において,工学部コンピュータ理工学科4年の塩澤光一朗さん(指導教員:小澤賢司 教授,共同研究者:アルパイン(株)伊勢友彦 博士)が,学生研究奨励賞を受賞しました。ポスターセッション来場者の投票により選ばれたものです。

 受賞対象となった研究題目は「時空間音圧分布画像と機械学習を利用した音源分離に関する検討」です。音源分離とは,2人以上の話者が同時に話をした場合に聞こえる重畳音声から,1人ずつの音声を抜き出す技術です。塩澤さんは,並べて配置した9個のマイクロホンからの出力を画像と見なしたうえで,話者の到来方向に依存する画像の性質を深層学習させることで,良好な分離性能を達成しました。スマートフォンにも搭載できるサイズのシステムですので,今後,色々な場面での利用が期待されています。

 受賞した塩澤さんは,「性能の向上を目指して,今後も努力を続けていきたいと考えています」とコメントしています。

 

受賞した塩澤さん

折井 天悟さん(修士1年次生)が優秀ポスター発表賞を受賞

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 平成30年11月10日(土)、芝浦工業大学豊洲キャンパス(東京都江東区)で開催された一般社団法人軽金属学会主催「軽金属学会 第135回秋季大会」において、医工農学総合教育部修士1年の折井天悟さん(指導教員:伊藤安海教授)が優秀ポスター発表賞を受賞しました。

 受賞タイトルは「0.9 mass%NaCl水溶液流動内におけるマグネシウム円管の腐食挙動(折井天悟、吉原正一郎、山田隆一、伊藤安海)」で、侵食と腐食に着目した流動腐食実験を実施し、流動が腐食に与える影響を質量損失量や腐食生成物観察といった観点から評価し、流動内におけるマグネシウムの腐食挙動の解明に努めました。

 受賞した折井さんは「優秀ポスター発表賞を頂き大変光栄です。まだまだ未熟な部分もありますが、これからも日々研究に邁進していきたいと思います」と述べ、伊藤教授を始めサポートしていただいた方々に感謝の意を表しています。

 

【軽金属学会 第135回秋季大会】

https://www.jilm.or.jp/convention/index

【工学部機械工学科 伊藤(安全医工学)研究室】

http://www.me.yamanashi.ac.jp/lab/ito/

 

受賞した折井さん

キム サンウック研究員、カナル プラシャド ゴパルさん、ナム ヒョンウクさん、相澤朋弥さんが「研究奨励賞」を受賞

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 平成30年11月15日(木)から16日(金)、神奈川県川崎市にて開催された「第38回エレクトロセラミックス研究討論会」において、キム サンウック研究員(工学部和田研究室研究員)、グリーンエネルギー変換工学特別教育プログラムに所属するカナル プラシャド ゴパルさん(博士課程3年)、ナム ヒョンウクさん(修士課程2年)、および応用化学コースに所属する相澤朋弥さん(修士課程2年)(指導教員はいずれも和田智志教授)が「研究奨励賞」を受賞しました。本賞は優秀な研究発表を行った学生に授与され、その功績を称えるとともに今後の研究活動を奨励するものです。

 受賞対象となった研究題目は「Bi系圧電セラミックスにおけるマテリアルソフトニングの起源(キム サンウック研究員)」、「高配向(Bi0.5K0.5)TiO3圧電セラミックス作製のための条件最適化(カナル プラシャド ゴパルさん)」、「アニール条件がBi系圧電セラミックスに与える影響(ナム ヒョンウクさん)」、「BiFeO3系圧電セラミックスの焼結条件の検討と物性評価(相澤朋弥さん)」で、いずれの研究も毒性の高い鉛を含む既存の圧電材料を代替するため、高温領域でも使用でき、かつ優れた圧電特性を示す非鉛Bi系圧電体を開発することに挑戦した研究です。今回の研究で種々のBi系圧電体を結晶構造レベルからセラミックスを構成する粒子のレベルに至るまで構造設計・制御に工夫を施すことにより、Bi系圧電体の微構造と圧電特性との関係が明らかになってきました。圧電材料は、センサー、医療、エネルギー変換など幅広い分野において使用されている材料なので、今回の研究を礎により優れたBi系圧電体の開発を進めることで、環境負荷の小さな圧電デバイスが皆さんの身近でも活躍する時代が訪れるかも知れません。

 受賞したキム サンウック研究員は受賞者を代表して、「この度は受賞することができ、大変光栄に思います。また、本研究は多くの方々のご支援のもとに行われました。関係者の皆様にこの場をお借り致しまして御礼申し上げます。今後もこの賞を励みに研究活動に邁進したいと思います。」と述べています。

 

左から、キム サンウック研究員、相澤朋弥さん、ナム ヒョンウクさん、カナル プラシャド ゴパルさん

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