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Channel: ニュース –山梨大学工学部 / 大学院医工農学総合教育部工学専攻
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白神翔太さん(大学院修士1年)が学術奨励賞を受賞

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 白神翔太さん(大学院修士課程1年コンピュータ・メディア工学専攻、指導教員:木下雄一朗准教授)が「ヒューマンインタフェース学会第17回学術奨励賞」を受賞し、2016年3月9日開催された、ヒューマンインタフェース学会2016年度通常総会において、授賞式が行われました。

 受賞対象となったのは「Vib+Press: 目視不要なスマートフォン画面上のレイアウト認識および選択手法, ヒューマンインタフェースシンポジウム2015講演論文集, pp. 59-64, 2015」で、本学大学院総合研究部の木下雄一朗准教授、郷健太郎教授との共同研究です。

 この研究は、スマートフォンの振動と感圧タッチスクリーンに着目し、振動によりレイアウトを認識し加圧によりそれを選択するという一連の手法を提案したものです。タスク実験の結果、この手法を用いることでスマートフォンの画面目視の割合が減少することが示されました。

 受賞した白神さんは、「この度は名誉ある賞をいただき、大変光栄に思います。今回の受賞を励みに、今後より一層精進していきたいです。」と話しています。

 同賞は、前年に開催されたヒューマンインタフェースシンポジウム(ヒューマンインタフェース学会主催)において発表された講演論文の中から、若手研究者(35歳未満)による優れた講演論文に授与されるもので、今回は2段階の審査を経て、白神さんの講演論文を含む5件が受賞しました。


平成27年度卒業論文・修士論文優秀発表者表彰式

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 3月23日(水)、工学部及び大学院医学工学総合教育部修士課程(工学領域)では、平成27年度卒業論文・修士論文優秀発表者表彰式を挙行し、学部生27名、大学院生(修士課程)26名の計53名を表彰しました。

 この表彰式は、各学科・専攻等の卒業論文及び修士論文の発表会において、優れた発表を行った学生を表彰するもので、平成20年度から実施しています。

 式では、豊木博泰工学部長(大学院医学工学総合教育部長)から、一人ひとりに表彰状及び記念品が授与された後、「受賞おめでとうございます。みなさんの努力や能力を評価します。また、指導教員の良い指導があり成果に結びついたとも思います。過信せずに自分の力を客観的に評価することも大切です。今後は社会・世界に、この成果を大いに生かしていってください。」とのお祝いの言葉が贈られました。

 なお、今回表彰された学生は次のとおりです。

 優秀発表者名簿H27

 

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平成27年度工学部奨励賞表彰式

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 平成28年3月23日(水)、平成27年度工学部奨励賞表彰式を挙行し、工学部の学生1名及び医学工学総合教育部(工学系)の学生4名を表彰しました。

 工学部奨励賞は、学業以外の学生参加型の工学部行事、プロジェクト、サークル活動、社会的活動等に貢献し、本学の名誉を著しく高める行為など、様々な分野で高く評価された学生を表彰するものです。

 今回は、やまなし産業支援機構主催のビジネスプランコンテストで優秀賞を受賞した八巻さん、企業主催の実験コンテストにおいて総合2位に入賞した浅利さん、天野さん、遠藤さん、繁松さんのチームに対し、豊木博泰工学部長(医学工学総合教育部長)から表彰状が授与されました。

 

 今回表彰された学生は次のとおりです。

機械工学科              八巻 浩大さん

機械システム工学専攻    浅利 悠太さん

機械システム工学専攻    天野 慎也さん

機械システム工学専攻    遠藤 卓也さん

機械システム工学専攻    繁松 拓未さん

 

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大学院生2名、学部生3名が学生奨励賞受賞

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 平成28年3月10日(木)~12日(土)開催の情報処理学会第78回全国大会において、大学院コンピュータ・メディア工学専攻2年の廣瀬雄真さん(指導教員:服部元信准教授)、同専攻1年の白神翔太さん(指導教員:木下雄一朗准教授)、および工学部コンピュータ理工学科4年の小宮山憂さん(指導教員:木下雄一朗准教授)、増田愛美さん(指導教員:木下雄一朗准教授)、柳橋良亮さん(指導教員:郷健太郎教授)の5名が、「学生奨励賞」を受賞しました。 同賞は、国内最大の情報系学会である情報処理学会の全国大会において、学生が発表した優秀な研究に対して贈られるものです。     

 廣瀬さんの受賞題目は「複合的類似度を用いた内容に基づく画像検索における OPF分類器の導入(講演番号:2N-03)」で、本学大学院総合研究部の服部元信准教授との共同研究です。この研究では、内容に基づく画像検索システムにおいて、ユーザの検索意図を学習によって効率良く汲み取る手法を提案し、優れた検索性能を実現しました。提案手法の有効性に加え、分かりやすい発表及び質疑応答が総合的に評価され、今回の受賞となりました。廣瀬さんは「このような名誉ある賞を頂き、大変光栄に存じます。ご指導下さいました服部先生をはじめ、共に研究に励み、助言して下さった方々に感謝致します。」と述べています。

 白神さんの受賞題目は「スマートフォンにおける振動の印象を考慮したフィードバックの設計(講演番号:4Y-05)」で、本学大学院総合研究部の木下雄一朗准教授、郷健太郎教授との共同研究です。この研究は、複数のユーザを対象とした振動パターン創出実験により様々なパターンを収集するとともに、これらのパターンの印象評価実験を行うことで、印象に影響を与える振動の物理的特徴量を明らかにしたものです。研究の完成度に加え、その有効性や発展性が高く評価され、今回の受賞となりました。白神さんは「このたびは大会学生奨励賞をいただくことができ嬉しく思います。本研究に協力していただいた研究室の皆様に心から感謝申し上げます。」と述べています。

 小宮山さんの受賞題目は「折り紙技法を活用したフレキシブルディスプレイにおける形状認識およびジェスチャ推定(講演番号:2Y-09)」で、本学大学院総合研究部の木下雄一朗准教授、郷健太郎教授との共同研究です。この研究では、折り紙の1技法である平織りを活用したフレキシブルディスプレイに複数の加速度センサを組み込むことによって、操作時におけるディスプレイの形状の認識および操作ジェスチャの推定が実現されました。丁寧な分析とシステムの実装が高く評価され、今回の受賞となりました。小宮山さんは「自身の研究が評価され、このような賞を頂けたこと大変嬉しく思います。協力していただいた、先生方をはじめとする研究室のみなさまには心から感謝申し上げます。」と述べています。

 増田さんの受賞題目は「折り紙技法を活用したフレキシブルディスプレイにおける形状変化の実現(講演番号:1Z-05)」で、本学大学院総合研究部の木下雄一朗准教授、郷健太郎教授との共同研究です。この研究は、折り紙技法を活用したフレキシブルディスプレイが状態や通知に応じて自動で形状変化することを想定し、その際の最適な形状変化を調査したものです。基礎研究のみならず、その結果を適用し、自動で形状変化するプロトタイプを実装するなど、研究の完成度が高く評価されての受賞となりました。増田さんは「このような賞をいただいたことに驚くと同時に、大変光栄に思います。形状変化デバイスはまだ未知の部分が多い研究分野ですが、本研究の成果を今後の発展に活かしていただけたら幸いです」と述べています。

 柳橋さんの受賞題目は「日本語入力手法評価のためのフレーズ集合の開発(講演番号:4X-06)」で、本学大学院総合研究部の郷健太郎教授、木下雄一朗准教授との共同研究です。この研究は、文字入力手法を評価する際の入力タスクに用いる課題フレーズの生成に関するものです。文字の出現頻度やフレーズ長を考慮して課題フレーズを自動生成する手法を提案し、その評価を実施しました。研究内容と発表における質疑応答等が総合的に高く評価されての受賞となりました。柳橋さんは「この様な賞をいただけたことを大変嬉しく思います。本研究に協力して下さった皆様あっての受賞だと思っています。心より感謝申し上げます。」と述べています。

受賞した廣瀬さん

              受賞した廣瀬さん

(左)受賞した白神さん (右)受賞した小宮山さん

(左)受賞した白神さん(右)受賞した小宮山さん

(左)受賞した増田さん (右)受賞した柳橋さん

(左)受賞した増田さん(右)受賞した柳橋さん

【学大将プロジェクト】『マイハウス活動発表会2016』を開催

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 平成28年4月11日(月)に、マイハウスプラン(キャリアハウス・ベンチャーハウス)の参加学生による「マイハウス活動発表会2016」を開催しました。

 この発表会は、工学部の教育プロジェクト「統合能力型高度技術者養成プロジェクト ― 自発リーダー(学大将)を生む環境作り ―」(学大将プロジェクト)の一環として、マイハウスプランに平成25年度後期から参加し、平成27年度後期まで2年半にわたり活動し、修了した4年生(第五期生)12名について活動の集大成の場として開催された活動発表会であり、平成21年にマイハウスが発足して以来5度目の発表会です。各「マイハウス」において、通常カリキュラムの時間外に行った研究活動や起業活動の内容や成果について、「エネルギー伝送におけるノイズの影響」や「地域密着型の放送局の開設」など、口頭発表部門4件、ポスター発表部門3件が発表され、活発な討論がなされました。発表と活動内容は、部門ごとに教員によって審査され、優秀者には工学部長より「スーパー学大将金賞」などが表彰されました。また、修了生は「学大将」に認定されました。

 発表会に続いて行われた反省会では、修了生より、「計画性の重要性を学んだ」、「充実した時間を過ごすことができた」、「アイデアがでたら躊躇せずにアプローチをかけてみることを意識していきたい」など、活動の感想や今後の抱負、担当教員への謝意が述べられました。

 今回表彰された優秀賞等の受賞者は次のとおりです。

 優秀賞等受賞者一覧

 学大将プロジェクトのホームページ http://www.eng.yamanashi.ac.jp/risu/index.html

 

マイハウス活動発表会2016-1 マイハウス活動発表会2016-2

平成28年度工学部奨励賞表彰式を挙行

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 平成28年5月26日(木)、平成28年度工学部奨励賞表彰式を挙行し、工学部および大学院(工学系)の学生10名を表彰しました。

 工学部奨励賞は、学業以外の学生参加型の工学部行事、プロジェクト、サークル活動、社会的活動等に貢献し、本学の名誉を著しく高める行為など、様々な分野で高く評価された学生を表彰するものです。

 今回は、企業主催の技能フェアにおいて優秀賞1件、奨励賞6件を受賞した「板金加工技術習得プロジェクト(指導教員:機械工学科 園家啓嗣教授)」の今井さん、塩田さん、両角さん、大石さん、丹羽さん、ロボコンやまなし2015大学・一般の部「自律型ゴルフロボット競技」で入賞した小林さん、先山さん、矢光さん、西郷さん、公益社団法人砥粒加工学会において再優秀論文賞である砥粒加工学会論文賞を受賞したYUZAIRI BIN ABDUL RAHIMさんに対し、豊木博泰工学部長から表彰状が授与されました。

 

今回表彰された学生は次のとおりです。

情報メカトロニクス工学科       今井 有紀

情報メカトロニクス工学科       塩田 明美

機械工学科       両角 翔太

機械工学科       大石 康太

応用化学科       丹羽 優希

コンピュータ理工学科    小林 万希子

コンピュータ理工学科    先山 めぐみ

コンピュータ理工学科    矢光 萌

情報メカトロニクス工学科       西郷 菜々帆

情報機能システム工学専攻       YUZAIRI BIN ABDUL RAHIM

 

 

平成28年度工学部奨励賞表彰式

平成28年度工学部奨励賞表彰式

山田 優紀さん(修士1年次生)がベストプレゼンテーション最優秀賞を受賞

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受賞した山田さん(写真左)と指導教員のチェンリーチュイン准教授(写真右)

 大学院修士課程1年(電気電子工学コース)の山田 優紀さん(指導教員:チェンリーチュイン准教授)が、平成28年5月20日、日本質量分析学会第64回質量分析総合討論会(ホテル阪急エキスポパーク)においてベストプレゼンテーション最優秀賞を受賞しました。エントリー205件の中から上位4件が表彰されたものです。

 この賞は、研究の質、およびプレゼンテーションの正確さ、表現の分かりやすさに関する評価基準に照らし合わせ、優れていると判断された演題の主たる発表者に与えられます。

 受賞テーマは「迅速・遠隔エレクトロスプレーイオン源の開発と多試料連続自動分析」です。これは本研究室で開発中のイオン源で、複数の異なる試料を迅速に質量分析したり、生きたままの生体試料を直接質量分析するといったことに応用が可能です。

 受賞に対し、山田さんは、「最優秀賞という素晴らしい賞を頂き、誠に光栄に存じます。本研究を進めるにあたり、適切なご指導を頂きました先生方や研究室のみなさまに心より感謝申し上げます。本受賞を励みに、今後もより一層精進してまいります。」と語っています。

参考HP:第64回質量分析総合討論会2016大阪

在学生のための講演会を開催

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サンコール株式会社事業開発部門部門長・常務執行役員 若林正二郎氏

 

 6月17日、甲府キャンパスにおいて、工学部及び工学専攻在学生のための講演会「プロジェクトY:卒業生から在学生へのメッセージ」を開催しました。

 この講演会は、本学部卒業生の社会でのご活躍の様子を聴くことにより、在学生が自分の将来を見つめ直す機会とすることを目的として開催しています。

 今回の講演では、サンコール株式会社事業開発部門部門長・常務執行役員の若林正二郎様(昭和60年精密工学専攻修了)を講師にお迎えしました。「梨大生としての誇りを持つこと」と題して、ご自身の経歴から学生へのメッセージまで、多岐にわたる話題を交えながらご講演いただき、当日は170名を超える学生や教職員が聴講しました。

 

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若林正二郎氏

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講演会の様子

 


社会人博士課程の埋橋英夫さんが鳥養名誉教授、角田准教授とともにターボ機械協会論文賞を受賞

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(左)角田博之准教授 (中央)埋橋英夫さん (右)鳥養映子名誉教授

 

 埋橋英夫さん(大学院社会人博士課程機能材料システム工学専攻、指導教員堀裕和教授)が鳥養映子名誉教授、角田博之准教授とともに、「平成27年度ターボ機械協会論文賞」を受賞しました。平成28年5月20日東京大学で開催された第43期一般社団法人ターボ機械協会総会において、授与式が行われました。

 受賞対象となったのは「半経験的相似則に基づく家庭用送風機の設計法について」で、本学大学院総合研究部の鳥養映子教授、角田博之准教授との共同研究です。

 この研究は、3種類のファンの性能評価式を統合し、性能に影響する羽車形状のパラメータを適切に選択することで、風量、風圧、動力、騒音を一つの計算式で表現することができるというものです。これにより、省エネ、騒音低減、原価低減を行う際に、熱交換器やユニットとのマッチング精度が向上し、新規ファンの設計期間短縮につながることを実証することができました。

 受賞した埋橋さんは、「レベルの高い他の論文の中から選ばれたのは、鳥養先生、角田先生のおかげです。今回、送風機について研究が一段落したので、引き続いて、エアコン3大要素の熱交換器の性能向上を目指して研究活動に励みます」と話しています。

豊浦助教が山下記念研究賞を受賞

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コンピュータ理工学科の豊浦正広助教は,以下の研究発表について情報処理学会山下記念研究賞を受賞することが決定しました.

写真からの多色織パターン生成
(情報処理学会グラフィクスとCAD研究会第162回研究発表会)
豊浦 正広 (本学科助教)
五十嵐 哲也 (山梨県富士工業技術センター/本学科博士2年)
齋藤 豪 (お茶の水女子大学/東京工業大学)
寺田 貴雅 (本学科4年)
茅 暁陽 (本学科教授)

同発表に対しては,すでに情報処理学会グラフィクスとCAD研究会優秀発表賞が与えられていますが,本賞はさらに,同研究会の1年間の発表の中で特に優秀と認められる2件の発表の登壇者に与えられるものです.2017年3月の情報処理学会全国大会の中で表彰式が執り行われます.

研究では,山梨・郡内地域の伝統工芸である織物の中で,複雑な模様を織り出すことのできるジャカード織物に対して,写真などの任意の画像を多色の織物にするための画像処理を提案しています.手持ちの糸の色の中から,与えられる写真を表現するのに最適な糸の組み合わせを自動で求めることができるようにするものです.プログラムによって生成されたパターンは,織機がデータを読み込んでそのまま織り出すことができます.

山梨・郡内地域の織物産業の活性化を目指した同研究は,総務省SCOPEの委託研究として進められたもので,今年度からはさらに科学研究費補助金若手研究(A)「導電性織物の画像処理」や山梨大学地方創生支援教育研究プロジェクト「伝統織物をグローバルに発信する如実的画像合成技術の開発」などへも引き継がれています.

茅・豊浦研究室 織物画像処理プロジェクトページ:
http://www.vc.media.yamanashi.ac.jp/fabric/

植田助教がクリタ水・環境科学研究優秀賞を受賞

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 応用化学科の植田郁生助教が「平成28年度クリタ水・環境科学研究優秀賞」を受賞し、平成28年8月26日に京王プラザホテル新宿で受賞式が行われました。受賞タイトルは「針型抽出デバイスを用いる新規パージ・トラップ法による揮発性有機化合物の迅速・高感度分析法の確立」です。

 クリタ水・環境科学振興財団では、水や水環境分野における独創的な研究及び「水を究める」ための先駆的取り組み研究に対する助成を行っており、植田助教は、平成24年度に同財団から研究助成を受けました。

 クリタ水・環境科学研究優秀賞は平成19年に創設され、過去に研究助成を受けられた研究者の中から、優れた研究成果や社会貢献の実績をあげている研究者に対して贈られ、その研究成果発表をとおして水環境に係わる研究者相互の交流とネットワーク構築を図ることを趣旨としています。今年度は表彰対象となる約70名の研究者の中から6名が受賞されました。

 

記念品の楯

記念品の楯

 

【学大将プロジェクト】 『高専生向け実習プログラム』を実施

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 8月22日~8月26日の間、「高専生向け実習プログラム」を開設しました。このプログラムは、高専の本科生や専攻科生が、工学部研究室において5日間の実習プログラムを体験することにより、大学や大学院への進学意欲を高めてもらうことなどを目的としており、本年度が8回目の開設です。

 全国の高専から27名の本科生や専攻科生が参加し、機械工学科、電気電子工学科、コンピュータ理工学科、情報メカトロニクス工学科、応用化学科、および先端材料理工学科の11研究室に分かれて「成層圏気球の飛行追跡」、「制約プログラミングによる問題解決」、「制御ラジカル重合法による両親媒性ブロックコポリマーの合成」などの、最新の研究内容を含むユニークな実習メニューに熱心に取り組みました。

 参加者からは、「この実習でより大学に進学したいという気持ちが強まった」、「山梨大学の方々が熱心に研究活動に励んでいる姿を見て大いに刺激を受けた」などの感想が寄せられました。

 この実習プログラムは「統合能力型高度技術者養成プロジェクト―自発リーダー(学大将)を生む環境作り―(通称:学大将プロジェクト)」の一環として開催されたものです。

 

■関連サイト:「統合能力型高度技術者養成プロジェクト―自発リーダー(学大将)を生む環境作り―」ホームページ  http://www.eng.yamanashi.ac.jp/risu/index.html

 

高専生向け実習プログラム1 高専生向け実習プログラム2

 

 

社会人博士課程(機能情報システム工学専攻)の石黒修平さんが国際会議「HEFAT2016」にて「OUTSTANDING PAPER AWARD」を受賞

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 平成28年7月11日~13日にスペインのマラガで開催された「Heat Transfer, Fluid Mechanics and Thermodynamics(HEFAT2016)」において、大学院社会人博士課程(機能情報システム工学専攻)の石黒修平さん、武田哲明教授(指導教員)、舩谷俊平助教、一宮浩市名誉教授が「OUTSTANDING PAPER AWARD」を受賞しました。

 受賞論文は「Performance Evaluation of Ground Source Heat Pump Using Direct Expansion Method」で地中熱ヒートポンプの省エネルギー性をより高める試みとして直接膨張方式地中熱ヒートポンプを用いて実証実験を行った結果をまとめたものであり、空気熱ヒートポンプに比べ冷房時には3倍程度の熱交換性能を有し、ボアホール深さを従来の半分以下にできることで経済的に有利な空調システムであることを実証しました。

国際会議「HEFAT2016」にて「OUTSTANDING PAPER AWARD」を受賞

(左)武田哲明教授,修士2年遠藤卓也さん,修士2年天野慎也さん,石黒修平さん(右)受賞した石黒さん

平成28年度山梨工業会奨学金の募集について

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 山梨工業会奨学基金が平成27年度より設立されました。
 これは、工学部及び生命環境学部の同窓会である山梨工業会会員の皆様からのご寄付により次の方への援助を目的に設立された返済を必要としない奨学金です。

 1.成績優秀でかつ経済的に困窮している学生への支援
 2.在学中に大災害等特別な理由で学業の継続が困難になった学生への支援

  援助を希望される方は、工学部及び生命環境学部のHPより申請書をダウンロードの上、提出をしてください。

詳細はこちらからご覧ください。

PUTRI RIZKA LESTARIさんと高橋夏海さん 第32回日本セラミックス協会関東支部研究発表会において 奨励賞を受賞

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 PUTRI RIZKA LESTARIさん(グリーンエネルギー変換工学専攻博士前期課程2年、指導教員:武井貴弘教授)と高橋夏海さん(グリーンエネルギー変換工学専攻博士前期課程1年、指導教員:田中功教授、長尾雅則助教)が2016年9月20日(火)~21日(水)に富士緑の休暇村で開催された第32回日本セラミックス協会関東支部研究発表会において 奨励賞を受賞しました。

 PUTRIさんの受賞テーマは「Hybridization of Silver Metal Nanoparticle into ZnAl Layered Double Hydroxide for Photocatalysis Phenol Degradation」です。これは、亜鉛アルミニウム系の層状複水酸化物の層間に銀ナノ粒子を挿入して、フェノールの分解に関する光触媒活性を検討したものです。Putri Rizka Lestariさんは「このような賞を頂き、光栄に思います。今後は、さらなる成果をあげられるように研究に取り組んでいきます。また、ご指導頂きました武井教授をはじめ研究室の皆様に心から感謝申し上げます。」と話しています。

 一方、高橋さんの受賞テーマは「NaFを用いたフッ化処理によるBiS2系層状化合物の超伝導化」です。これは、フッ素(F)を導入することで超伝導になることが知られているAOBiS2(A:La,Pr,Biなど)で表される層状化合物に対する新たなフッ素(F)導入法を見出し、その超伝導特性を調べた研究です。NaFという安価な物質で簡便にフッ素(F)導入できることを実証した点が高く評価されました。

 この研究発表会においては、54件の口頭発表の中から最優秀賞1件、優秀賞4件、奨励賞6件が選出されており、PUTRIさん、高橋さんの受賞は6件の奨励賞の2件にあたります。

 

Ms. PUTRI RIZKA LESTARI, Mr. NATSU-UMI TAKAHASHI WIN AWARDS IN THE ORAL PRESENTATION OF THE 32nd KANTO BRANCH SYMPOSIUM OF THE CERAMIC SOCIETY OF JAPAN.

Ms. Putri Rizka Lestari and Mr. Natsu-umi Takahashi won incentive awards in the oral presentation of the 32th Kanto Branch Symposium of the Ceramic Society of Japan held at Fuji-midorino-kyukamura, Narusawa-village, Yamanashi on September 20-21st, 2016.

The research topic of Ms. Lestari is “Hybridization of Silver Metal Nanoparticle into ZnAl Layered Double Hydroxide for Photocatalysis Phenol Degradation”. She prepared ZnAl layered double hydroxide with intercalation of Ag nanoparticles, and examined its photocatalytic activity by phenol degradation. She said “I am very honored that I was able to win such an award.  I appreciate Prof. Takei and the members in the group.”

The research topic of Mr. Takahashi is “Inducement of superconductivity in BiS2-based compounds by fluorination treatment using NaF”.  It is know that the superconductivity of AOBiS2(A:La,Pr,Bi) appears by the fluorination treatment. He found a very simple fluorination treatment for AOBiS2 using NaF. He also investigated the superconducting properties F-doped AOBiS2 systematically. The evaluated point in his study is that the fluorination using NaF is very simple and very inexpensive.

In this conference, one best presentation, four outstanding presentations, six incentive presentations were chosen among 54 oral presentations.

 

Putriさんの賞状

高橋さんの賞状


町田進之介さん(修士課程1年生)が,若手ポスター賞のRSC Analyst賞を受賞

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2016年9月14−16日に札幌(北海道大学)で開催された「日本分析化学会第65年会」において,大学院修士課程1年生(応用化学専攻)の町田進之介さんが,イギリス化学会(RSC)より若手ポスター賞のRSC Analyst賞を受賞しました。この賞は,ポスターの完成度の高さ,プレゼンテーションの明瞭さ,質疑応答の的確さなどを選考基準に評価されるもので, 217件の発表の中から優れた発表を行った9名の若手研究者が受賞しました。

町田さんは「アザクラウンーピリジニウム共役系化合物の電荷移動吸収とイオンセンシング」の発表タイトルで,選択的イオン認識と色変化を実現するイオン指示薬の開発の成功と,その色変化とイオン認識の発現機構解明に関する発表を行い,優れた発表と評価され今回の受賞となりました。

受賞した町田さんは,「本学会は昨年,川久保先生が実行委員長をされ山梨大学で開催された学会で,私は学生アルバイトとして参加しました。そのような学会で今回,このような素晴らしい賞を頂き光栄です。分析化学会の関係者の皆様,ご指導頂いた先生や先輩の佐竹良太さん,そして,共に研究に取り組んだ研究室のみんなに感謝し,今後もより一層研究に励みたいと思います。」と語っています。

日本分析化学会第65年会

(左)ポスター発表の様子 (右)受賞した町田さん

(左)ポスター発表の様子 (右)受賞した町田さん

 

PUTRI RIZKA LESTARIさんが第32回日本イオン交換研究発表会において優秀ポスター賞を受賞

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PUTRI RIZKA LESTARIさん(グリーンエネルギー変換工学専攻博士前期課程2年、指導教員:武井貴弘教授)が2016年10月27日(木)~28日(金)に関西大学で開催された第32回日本イオン交換研究発表会において優秀ポスター賞を受賞しました。

PUTRIさんの受賞テーマは「Photocatalytic Phenol Degradation by ZnAl Layered Double Hydroxide-Metal Hybrid」です。これは、ZnとAlを含む層状複水酸化物を作製し、金属と複合化することによるフェノールの光触媒的分解活性の向上を検討したものです。Putri Rizka Lestariさんは「このような賞を頂き、光栄に思います。今後は、さらなる成果をあげられるように研究に取り組んでいきます。また、ご指導頂きました武井教授をはじめ研究室の皆様に心から感謝申し上げます。」と話しています。

この研究発表会においては、35件のポスター発表の中から優秀ポスター賞6件が選出されており、Putriさんはその中の1件となります。

 

 

熊田教授が東京工業大学フロンティア材料研究所学術賞および日本イオン交換学会学会賞を受賞

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 クリスタル科学研究センターの熊田伸弘教授が、平成28年度東京工業大学フロンティア材料研究所学術賞および平成28年度日本イオン交換学会学会賞を受賞されました。前者の業績表題は「Biを含む新しい化合物の水熱合成と特性評価」で、平成28年9月21日に東京工業大学フロンティア材料研究所で授賞式および受賞講演が行われました。後者の業績表題は「無機イオン交換体の合成および結晶化学に関する研究」で、平成28年10月27、28日に関西大学で開催されました第32回日本イオン交換研究発表会にて授賞式および受賞講演が行われました。

 熊田教授は、「これまで取り組んできた水熱反応やイオン交換反応による物質合成や特性評価に関する研究を認めて頂いたもので大変感謝しています。また、このような賞を頂けたのは、研究グループや共同研究者の皆さん、卒業生を含む多くの学生の皆さん、そして家族のサポートのおかげで、大変感謝しています。」と話しています。

平成28年度東京工業大学フロンティア材料研究所学術賞

平成28年度日本イオン交換学会学会賞

功刀壮崇さん(修士1年次生)が優秀講演賞を受賞

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指導教員の萩原親作教授(写真左)と受賞した功刀さん(写真右)

 

 大学院修士課程1年(機械工学コース)の功刀壮崇さん(指導教員:萩原親作教授)が平成28年度9月1日、砥粒加工学会学術講演会(会場:兵庫県立大学)において今年度の優秀講演賞を受賞されました。

 発表テーマは「ベルト研削における砥粒分散性のエントロピー的解析」です。これは機械加工において工具として研削ベルトが使用されます。研削ベルトは無数の砥粒が表面に分布しています。この分布を如何に定量評価するかはこれまで課題でありました。これに対して情報エントロピー理論で合理的に分散性を評価することを提案しました。この発表が極めて高く評価されました。また発表の分かりやすさ、質疑に対する応答の明快さも評価されました。

 受賞に対して、功刀さんは「萩原教授をはじめ、情報メカトロニクス工学科の清水毅准教授、ものづくりセンター孕石泰丈准教授に大変お世話になり感謝いたしております」と語っています。

天野拳志さん(2015年度卒業生),清水源也さん(学部4年生)らの論文がIEEE GCCE 2016 で論文賞を受賞

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 コンピュータ理工学科の天野拳志さん(2015年度卒業生),清水源也さん(学部4年生)らの論文に対して,平成28年10月11日(火)~14日(金)にメルパルク京都で開催されたThe 5th IEEE(*) Global Conference on Consumer Electronics (GCCE 2016) において,「1st Prize, IEEE GCCE 2016 Excellent Paper Award」が授与されました.論文題目は「Superdirective microphone array based on DOA(**) and waveform estimations of noise(***)」です.当該論文は,天野さんが2015年度に卒業研究として開発したシステムを基に,2016年度に清水さんが工学研修(4年次の必修科目)として発展させた成果をまとめたものです.天野さんは「自分が開発したシステムをさらに発展させたものが,国際学会で評価され,たいへん嬉しく思います.」,清水さんは「この度の受賞を大変うれしく思っております.ご支援くださった皆様に感謝するとともに,今後もこれを励みに頑張ります.」と述べています.

 卒業研究指導教員である小澤賢司教授・森勢将雅特任助教は,「コンパクトなシステムで高い音源分離性能を実現したことが,民生用システムとして有用であると評価されたのでしょう.卒業研究の成果がIEEEの会議で認められたことは,本学科の教育・研究水準の高さを示すものと思います.」とコメントしています.なお,当該研究はNHK放送技術研究所 大出訓史さん・小野一穂さんによる協力の下実施したものです.

(*) IEEE: The Institute of Electrical and Electronics Engineers, Inc. は,電気・電子工学分野における世界最大規模の学会です.
(**) DOA: Direction of arrival の略語です.
(***) 論文題目和訳:雑音の到来方向と波形の推定に基づく超指向性マイクロホンアレイ

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