Quantcast
Channel: ニュース –山梨大学工学部 / 大学院医工農学総合教育部工学専攻
Viewing all 424 articles
Browse latest View live

藤森弘晃さん(修士課程2年生)が優秀論文発表者賞を受賞

$
0
0

大学院修士課程2年(土木環境工学専攻)の藤森弘晃さんが、平成28年9月13日(火)~15日(木)に岡山大学で行われた第51回地盤工学研究発表会で優秀論文発表者賞を受賞しました。

藤森さんの講演タイトルは「MRIを用いた土の不飽和浸透挙動の把握と評価に関する研究」です。共著者は荒木功平助教、舛谷敬一教授、熊谷博司副診療放射線技師長,坂本肇診療放射線技師長,大西洋教授です。

普段目に見えない地盤内部の水分浸透挙動の可視化を医療分野で用いられるMRI装置で試みたもので、複雑な浸透挙動の直観的で視覚的な把握により地盤災害のメカニズム解明に新たな知見が得られると期待できます。

受賞した藤森さんは「自分の研究が発表者賞という形で評価して頂き大変光栄に思います。ご指導頂きました荒木先生をはじめ、地盤工学研究室、放射線医学講座、附属病院、関係者の皆様に心から感謝申し上げます。」と述べています。

 

 

第51回地盤工学研究発表会 優秀論文発表者賞

表彰状


正岡翔さん(修士課程1年生)が優秀論文発表者賞を受賞

$
0
0

大学院修士課程1年(工学専攻 土木環境工学コース)の正岡翔さん(指導教員:後藤聡准教授)が、平成28年9月13日(火)~15日(木)に岡山大学で行われた第51回地盤工学研究発表会で優秀論文発表者賞を受賞しました。

正岡さんの講演タイトルは「平成25年伊豆大島豪雨で発生した大規模表層崩壊の発生機構に関する地盤工学的研究」です。共著者は後藤聡准教授、木村誇特別研究員(防災科学技術研究所)、若井明彦教授(群馬大学)、佐藤剛(帝京平成大学)、土志田正二研究官(総務省消防庁消防大学校)です。

これは、伊豆大島の火山灰層とレス層の層境で発生した表層崩壊の発生機構を解明するもので、火山灰とレスにおける粒度、透水特性、強度特性の相違が表層崩壊の発生原因の一つであると示しています。

受賞した正岡さんは「このような賞をいただき、大変光栄です。この賞は私の力だけでなく、ご指導いただきました後藤先生をはじめ、ともに研究してきた地盤工学研究室、関係者の皆様のお力添えがあったからこそ受賞することができました。深く感謝いたします。今回の受賞を励みに、よりいっそう研究に邁進していきたいです。」と述べています。

 

第51回地盤工学研究発表会 優秀論文発表者賞

表彰状

マレーシア・パハン大学の学生を招いた科学技術体験研修を開催

$
0
0

 平成28年10月22日(土)から30日(日)まで、甲府キャンパスにおいて、マレーシア・パハン大学の学生10名及び引率教員(本学博士号取得者)を招聘し、9日間の科学技術体験研修「排水処理と排水からのエネルギー資源回収に関する研修」を行いました。

 これは、日本・アジア青少年サイエンス交流事業(JST)主催のさくらサイエンスプランの一環として実施したものです。

 研修生は、本学の国際流域環境研究センターと工学部土木環境工学科にて、水質分析と微生物・遺伝子分析の研修をした後、排水処理と資源回収リアクターを立ち上げ、その性能を調べる実験を行いました。

 マレーシア・パハン大学と本学大学院の学生が同じ班で協力しながら熱心に、また楽しそうに研修や実験に取り組み、学生同士の国際交流も深まりました。

(左)微生物の実験   (右)水質分析の実験

(左)微生物の実験   (右)水質分析の実験

(左)遺伝子分析の研修   (右)大学院生による指導

(左)遺伝子分析の研修   (右)大学院生による指導

記念撮影

記念撮影

 

 

平成28年度工学部奨励賞表彰式を挙行

$
0
0

 平成28年11月18日(金)、平成28年度工学部奨励賞表彰式を挙行し、大学院(工学系)の学生1名を表彰しました。

 工学部奨励賞は、学業以外の学生参加型の工学部行事、プロジェクト、サークル活動、社会的活動等に貢献し、本学の名誉を著しく高める行為など、様々な分野で高く評価された学生を表彰するものです。

 今回は、スペイン・マラガで開催された「Heat Transfer, Fluid Mechanics and Thermodynamics (HEFAT2016)」(伝熱、流体工学及び熱力学の国際会議)のセッション「Renewable Energy 1」においてBest Paper Awardを受賞した石黒さんに対し、豊木博泰工学部長から表彰状が授与されました。

 

 今回表彰された学生は次のとおりです。

  大学院博士課程 情報機能システム工学専攻

   石黒 修平さん

 

dsc_8475

 

マイハウス(キャリアハウス・ベンチャーハウス)8期生25名が始動!

$
0
0

 11月8日(火)、マイハウスプラン(キャリアハウス・ベンチャーハウス)の参加1年生(8期生)による「キックオフミーティング」を開催しました。

 このミーティングは、工学部の教育プロジェクト「統合能力型高度技術者養成プロジェクト」の一環として、「キャリアハウス・プロジェクト(1年生からの高度研究体験)」、「ベンチャーハウス・プロジェクト(1年生からの起業体験)」に自発的に応募して参加が決定し、活動を開始した1年生(計25名)の研修会と交流会を兼ねて開催されたものです。所属ハウスごとに活動内容や目標について互いに紹介し、「積極的に活動したい」等の抱負が聞かれました。また、全員が「COC+やまなし未来創造教育プログラムものづくりコース」に登録しました。今後、同コースの関連科目「キャリア形成実習1~4」の履修・単位取得を目指します。

■関連サイト:「統合能力型高度技術者養成プロジェクト」ホームページ

        http://www.eng.yamanashi.ac.jp/risu/index.html

から「マイハウスプラン」へ

キックオフミーティング

 

青柳孝大さん(修士課程2年生)が優秀発表賞を受賞

$
0
0

 大学院修士課程2年生(人間システム工学専攻)の青柳孝大さん(指導教員:森澤正之教授・鈴木裕助教 情報メカトロニクス工学科)が、平成28年11月26日に前橋工科大学で開催された、日本福祉工学会第20回学術講演会において、優秀発表賞を受賞しました。

 受賞した演題は「動的時間伸縮法による耳管通気音の類似度判定についての要素研究」です。共著者は森澤正之教授(情報メカトロニクス工学科)、鈴木裕助教(情報メカトロニクス工学科)、阪田治准教授(東京理科大学)、遠藤周一郎助教(医学部)、今村俊一院長(今村耳鼻咽喉科めまい・難聴クリニック )です。

 耳管とは中耳と咽頭とをつなぐ器官で、異常があると、難聴を引き起こしたり、痛みを感じたりします。耳管状態の治療と診断に用いられる方法として、耳管通気法が行われています。これは、咽頭口から耳管内に空気を送り込み、空気が耳管を通過する際に生じる音(通気音)から診断する方法です。本研究では、通気音を採取し、音響信号処理によって耳管の状態を推定することについて検討しました。研究成果と共に、発表の分かりやすさ、質疑応答の明確さが評価されて受賞されました。

 青柳さんは「大変光栄に感じます。熱心にご指導いただいた森澤先生・鈴木裕先生をはじめ、医学部の先生方、ご協力いただいた方々に深く感謝いたします。さらに成果をあげられるように研究に取り組んでいきます。」と語っております。

表彰状

国際シンポジウムUniversity of Yamanashi International Symposium (UYIS2016)を開催

$
0
0

 山梨大学は、文部科学省平成24年度科学技術人材育成費補助金「テニュアトラック普及定着事業」が採択され、テニュアトラック制度による人材育成システムの全学的な普及・定着を加速させています。

 その一環として、11月22日(火)、本学甲府キャンパス情報メディア館においてUniversity of Yamanashi International Symposium (UYIS2016)を開催いたしました。

 今年度は2部構成で開催し、午前の第1部では、テニュアトラック普及定着のための講演会として、島田眞路学長による開会挨拶、文部科学省科学技術・学術政策局人材政策課 高橋耕輔 氏から「科学技術イノベーション人材の育成・確保」と題して、若手研究者をとりまく現在の状況等を交えてご挨拶がありました。その後、基調講演①では、科学技術振興機構(JST) 榎敏明プログラム主管から、「テニュアトラック制度と若手研究者の育成」と題し、テニュアトラック制度が、若手研究者の活躍を支援するとともに、国際コミュニティの中での、日本の研究の発進力を高めることに貢献することについて述べられました。続いて、豊木先端領域若手研究リーダー育成拠点長から「先端領域若手研究リーダー育成拠点の 8年を振り返り今後を考える」と題し、本学での取り組みの説明がありました。基調講演②では、武田三男信州大学理事から、「信州大学における若手人材採用育成に関する取組みと課題」と題し、これまでの信州大学における若手人材の採用・育成及び支援等について述べられました。それぞれの講演者からのご講演によりテニュアトラック制度の在り方について現状を知るとともに、今後の本学での取組課題を明確にすることが出来ました。  午後の第2部では、招待講演者およびテニュアトラック教員の研究成果の発表を行い、「先端機械工学分野」「結晶ボンドエンジニアリング研究分野」を取り上げました。また、本拠点でテニュアトラック教員として活動し、既にテニュアを獲得した元テニュアトラック教員3名からもご講演いただきました。

 先端機械工学分野では、近年盛んとなっているナノ・マイクロ統合分析システムに関する装置開発など最先端の成果を紹介しました。山梨大学若手教員がマイクロ流体工学を基盤とする生体分子分析システムに関する成果の発表、兵庫県立大学 山口 明啓 准教授がナノ粒子自己組織化高次構造を基盤とする超高感度生体分子分析技術に関する招待講演を行いました。

 結晶ボンドエンジニアリング分野では、太陽電池応用に向けた材料開発に関する研究について紹介しました。山梨大学若手教員がイオン結合性半導体に関する研究成果の発表、國立成功大學 Shoou-Jinn Chang 教授がIII-V族半導体に関する招待講演を行いました。

 既にテニュアを獲得した元テニュアトラック教員らが研究拠点「ナノ光電子機能創成分野」「アジア域での流域総合水管理研究関連分野」「医工融合世界最先端機器開発・研究分野」に関する講演を行いました。

 併せて山梨大学先端領域若手研究リーダー育成拠点に所属するテニュアトラック教員5名のポスター発表も行いました。多くの方にご参加いただき活発な意見交換が行われ、大変有意義なシンポジウムとなりました。

 

uyis2016

 

関連リンク

山梨大学 先端領域若手研究リーダー育成拠点

山梨大学 テニュアトラック普及・定着事業

 

 

 

藤森弘晃さん(修士課程2年生)が優秀講演者を受賞

$
0
0

 大学院修士課程2年(土木環境工学専攻)の藤森弘晃さんが、平成28年9月7日(水)~9日(金)に東北大学で行われた土木学会平成28年度全国大会第71回年次学術講演会で優秀講演者を受賞しました。

 講演タイトルは「MRIによる不飽和土の浸透に伴う水分分布の把握に関する新たな試み」です。共著者は荒木功平助教、舛谷敬一教授、熊谷博司副診療放射線技師長,坂本肇診療放射線技師長,大西洋教授です。

 普段目に見えない地盤内部の水分浸透挙動の可視化を医療分野で用いられるMRI装置で試みたもので、複雑な浸透挙動の直観的で視覚的な把握により地盤災害のメカニズム解明に新たな知見が得られると期待できます。

 受賞した藤森さんは「自分の研究が優秀講演者という形で評価して頂き大変光栄に思います。ご指導頂きました荒木先生をはじめ、地盤工学研究室、放射線医学講座、附属病院、関係者の皆様に心から感謝申し上げます。」と述べています。

土木学会平成28年度全国大会第71回年次学術講演会優秀講演者


木下顕吾さん(修士課程1年生)が優秀講演者を受賞

$
0
0

 大学院修士課程1年(工学専攻土木環境工学コース)の木下顕吾さんが、平成28年9月7日(水)~9日(金)に東北大学で行われた土木学会平成28年度全国大会第71回年次学術講演会で優秀講演者を受賞しました。

 講演タイトルは「3次元的基盤不整形性を有する甲府市の地下ライフラインの地震時ひずみ発生メカニズム」です。共著者は鈴木猛康教授です。

 擬似3次元地盤モデルを用いたスケールモデルを作成し、固有値解析、地震応答解析を基に3次元的に複雑な地盤構造を有する甲府市の地下ライフラインの地震時ひずみ発生メカニズムを検討しました。今後は実地盤を対象とすることで、甲府市の地下ライフラインの地震被害想定が行えると期待できます。

 受賞した木下さんは「このたびは私の研究を優秀講演者として選出していただき、大変光栄に存じております。ご指導頂きました鈴木猛康教授をはじめ、秦康範准教授、宮本崇助教授、防災研究室の皆様にはこの場を借りて御礼を申し上げます。」と述べています。

土木学会平成28年度全国大会第71回年次学術講演会優秀講演者

五味 将史さん(修士課程2年)がUSE2016でYoung Scientist Awardを受賞

$
0
0

 五味 将史さん(大学院修士課程電気電子システム工学専攻2年、指導教員:垣尾 省司教授)が、2016年11月16日(水)~18日(金)に釜慶大学校(韓国・釜山)で開催されたUSE2016(第37回超音波シンポジウム)において、Young Scientist Award(奨励賞)を受賞しました。

 受賞テーマは「High-coupling leaky SAWs on LiNbO3 or LiTaO3 thin plate bonded to high-velocity substrate(LiNbO3・LiTaO3薄板と高音速基板の接合によるリーキー系弾性表面波の高結合化)」です。これは、弾性波速度の速い支持基板と圧電薄板を接合すると、リーキー系弾性表面波のエネルギーが圧電薄板の表面付近に著しく集中し、その結合係数(電気⇔弾性波の変換効率)が格段に増加することを見出した研究成果を報告したもので、携帯電話やスマホに用いられている弾性表面波フィルタの高周波化や高性能化を図る技術として期待されています。

 五味さんは、「国際シンポジウムという大きな舞台で栄誉ある賞を受賞でき、大変嬉しく思っております。ご指導頂いた垣尾教授をはじめ、日々の研究活動を支えてくださった多くの方々に心から感謝申し上げます。今後もこの研究を発展させることができるように取り組んでいきます。」と話しています。

USE2016ホームページ:http://www.use-jp.org/USE2016/en/award/index.html

 

奨励賞を受賞した五味さんと発表ポスター

奨励賞を受賞した五味さんと発表ポスター

 

 

修士課程2年の柳沢拓真さんがポスター賞を受賞

$
0
0

  大学院応用化学専攻修士課程2年生の柳沢拓真さん(指導教員:宮嶋尚哉准教授)が、平成28年12月7日(水)~9日(金)に千葉大学けやき会館で開催された第43回炭素材料学会年会においてポスター賞を受賞しました。

 この賞は、学生会員の発表者を対象に、研究内容の独創性、社会的貢献度、発表者の理解度などを評価項目として優秀なポスター発表を行った者に与えられ、75件の発表の中から11名が受賞しました。

 発表タイトルは「ヨウ素処理を利用した鋳型ポーラスカーボンの水吸着特性」で、ある特定のヨウ素導入処理を施したセルロース由来の炭素化物が高いミクロ孔容量と酸性官能基を有しており、優れた水吸着性能を示すことを見出しました。今後、水を作動媒体とする低温排熱駆動型の吸着ヒートポンプ用吸着材としての応用が期待できます。

受賞した柳沢さんの言葉

「このような賞をいただき大変光栄です。指導教官である宮嶋尚哉准教授をはじめ、研究内容に対してご助言頂いた阪根英人准教授および研究室の方々に感謝申し上げます。今回の受賞を励みに、今後も研究活動に取り組みたいと思います。」 

受賞した柳沢拓真さん

受賞した柳沢拓真さん

賞状

賞状

 

 

参考:炭素材料学会HP

http://www.tanso.org/

PUTRI RIZKA LESTARIさんが第55回セラミックス基礎科学討論会においてGood Presentation Awardを受賞

$
0
0

PUTRI RIZKA LESTARIさん(グリーンエネルギー変換工学専攻博士前期課程2年、指導教員:武井貴弘教授)が2017年1月12日(木)~13日(金)に岡山コンベンションセンターで開催された第55回セラミックス基礎科学討論会においてGood Presentation Awardを受賞しました。

PUTRIさんの受賞テーマは「Hybridization of Metal Silver Nanoparticle of ZnAl Layered Double Hydroxide by Soft Chemical Process and its Application for Photocatalyst Phenol Degradation」です。これは、亜鉛アルミニウム系の層状複水酸化物の層間を有機分子のインターカレーションを用いて銀錯体を挿入して、フェノールの分解に関する光触媒活性を検討したものです。Putri Rizka Lestariさんは「このような賞を頂き、光栄に思います。今後は、さらなる成果をあげられるように研究に取り組んでいきます。また、ご指導頂きました先生方や研究室の皆様に心から感謝申し上げます。」と話しています。

この討論会においては、15件の口頭発表の中から4件が受賞されております。

受賞したPUTRI RIZKA LESTARIさん(右)

 

表彰状

豊木工学域長らが山梨県域バス路線情報「オープンデータ化」を全国初の開発

$
0
0

 平成29年1月20日(金)、甲府キャンパスにおいて、山梨県域バス路線情報「オープンデータ化」公開に関する共同記者会見を行いました。

 現在、山梨県バス協会で運営されている山梨県バス総合案内システム「やまなしバスコンシェルジュ」が作成・保有するデータが、株式会社YSK e-com及び本学が共同で開発したデータを出力するソフトを通じて、世界標準フォーマット「GTFS形式」で公開されることにより、県内のバス路線や停留所の位置情報、運行時刻や料金等の情報が、大手情報検索サイトの交通情報サービスで活用される予定です。実現すれば、時間・場所を問わず誰でも県内のバス情報を入手することが可能となり、外国人観光客等の利便性の向上が高まります。

 今回、全国に先駆けて、県単位のバス情報をオープンデータ化することになり、今後は、全国の公共交通情報のオープンデータ化が加速されることが期待されます。

 会見では、ソフト開発を主導した豊木博泰 工学域長及び株式会社YSK e-com担当者が、システムの概要や利用方法、他国での実例等を説明しました。

 ※サイトは本年2月1日(水)から公開されました。
 GTFSデータ提供サイト:http://opendata.busmaps.jp

システムを説明する豊木教授(右)と株式会社YSK e-com担当者(左側)

修士課程2年の猪股聖さんが優秀講演賞を受賞

$
0
0

 大学院機械システム工学専攻修士課程2年生の猪股聖さん(指導教員:野田善之准教授)が、平成28年12月15日(木)~17日(土)に札幌コンベンションセンターで開催された第17回計測自動制御学会システムインテグレーション部門講演会(SI2016)において優秀講演賞を受賞しました。

 この賞は、全ての発表者を対象に審査を行い、講演会実行委員会が優秀講演賞を選出するものです。

 発表タイトルは「振動要素を有する平面搬送機械の軌道分割を用いた軌道計画の高速化」で、クレーンなどの搬送機械が安全に効率よく自動搬送できる制御システムの研究開発であり、搬送物の振動を抑制しつつ、障害物を回避して高速搬送する軌道計画問題に取り組み、従来技術よりも大幅な高速演算化を可能にした成果が評価されました。

受賞した猪股さんの言葉

「このような賞をいただき大変光栄です。指導教員である野田善之准教授をはじめ、日頃からともに切磋琢磨し合う研究室の皆様に感謝申し上げます。今回の受賞を励みに、今後も社会に役立つ技術開発に取り組みたいと思います。」

参考:システムインテグレーション部門講演会HP

http://www.si-sice.org/si2016/award.html

受賞した猪股聖さん

 

優秀講演賞

文科省主催「サイエンス・インカレ」で土木環境工学科3年生 徳永 翔さんが「文部科学大臣表彰」を受賞

$
0
0
受賞後の様子

受賞後の様子

 

 平成29年3月4日(土)・3月5日(日)、筑波大学において、文部科学省主催、筑波大学共催、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)後援による「第6回サイエンス・インカレ」が開催されました。これは、理系の大学学部生や高等専門学校生を対象とした、全国規模の自主研究の研究発表会です。平成29年度は241題の応募があり、書類選考により口頭発表部門46題、ポスター発表部門134題が採択され、271名の学生により研究成果が発表されました。

本学工学部土木環境工学科3年生 徳永 翔さん(キャリアハウス「地域防災・マネジメント」所属)が、研究題目「土壌硬度計の高精度化による斜面崩壊発生機構解明に関する研究」についてポスター発表を行い、ポスター発表部門の最優秀賞である「文部科学大臣表彰」を受賞しました。

 

 研究概要は以下のとおりです。

 研究題目: 「土壌硬度計の高精度化による斜面崩壊発生機構解明に関する研究」

 概   要: 

斜面崩壊発生メカニズムの解明を目的に、新しい簡単な土壌強度の計測方法を開発しました。従来の土壌強度の計測方法では、試験に時間がかかることや、値段が高いといったデメリットがあります。本研究では、山中式土壌硬度計をデジタル化し、以下のことを達成しました。

  1.  測定の読み取り精度が10倍以上になりました。
  2. 一人で計測と記録ができるようになり、容易に試験ができるようになりました。
  3. コーンの土中での挙動を可視化することができました。
  4. 斜面崩壊現場で使用し、強度の違いを把握することができました。
  5. 現場の堆積物の強度の不連続性を把握でき、表層崩壊の機構解明が期待できます。

 

受賞した徳永さんは、「1年生の後期からキャリアハウスの一員として、高校生のときに興味を持ったテーマについて研究をしています。2年生のときには授業などが忙しくサイエンスインカレに応募することができませんでしたが、今年初めて応募することができました。全国各地から多くのハイレベルな研究が集まっているこの大会で、このようなすばらしい評価をいただけるとは思ってもいませんでした。当日もまわりの研究に圧倒されていましたが、3年間自らがこつこつ進めてきた研究を、自分の言葉で精いっぱい伝えられたことが受賞につながったのではないかと考えています。後藤先生※1や鈴木先生※2、キャリアハウス事務局の垣尾先生※3をはじめとする多くの方々のサポートを受け、今回このような賞を頂くことができ、自らが研究者を目指すうえでの自信となりました。本当にありがとうございました。この研究の成果が、土砂崩壊の研究の発展の一助になり、より安心安全なまちづくりに繋がれば幸いです。」と話しています。

 

※1 後藤 聡准教授(工学部土木環境工学科、地域防災・マネジメント研究センター)

※2 鈴木 猛康教授(工学部土木環境工学科、地域防災・マネジメント研究センター)

※3 垣尾 省司教授(工学部電気電子工学科)

 

サイエンス・インカレHP: http://www.science-i.jp/

キャリアハウスHP: http://www.eng.yamanashi.ac.jp/risu/myhouse/index.html

 

授賞式の様子

授賞式の様子

発表ポスターと徳永翔さん

発表ポスターと徳永翔さん

 

 


平成28年度工学部奨励賞表彰式を挙行

$
0
0

 平成29年3月13日(月)、平成28年度工学部奨励賞表彰式を挙行し、工学部および大学院(工学系)の学生6名を表彰しました。

 工学部奨励賞は、学業以外の学生参加型の工学部行事、プロジェクト、サークル活動、社会的活動等に貢献し、本学の名誉を著しく高める行為など、様々な分野で高く評価された学生を表彰するものです。

 今回は、統合能力型高度技術者養成プロジェクトの研究活動の成果を文部科学省第6回サイエンス・インカレで発表した徳永さん、ロボコンやまなし2016大学・一般の部「自律型ゴルフロボット競技」で優勝した栗山さん、志水さん、山地さん、平成28年度公益社団法人砥粒加工学会学術講演会において優秀講演賞を受賞した功刀さん、NPO法人チャリティーサンタの活動において活躍した林さんに対し、豊木博泰工学部長から表彰状が授与されました。

今回表彰された学生は次のとおりです。

土木環境工学科   徳永 翔

情報メカトロニクス工学科       栗山 怜也

情報メカトロニクス工学科       志水 公二

情報メカトロニクス工学科       山地 宏貴

大学院工学専攻機械工学コース   功刀 壮崇

大学院工学専攻先端材料理工学コース    林 知里

 

修士1年生根岸さんが情報処理学会学生奨励賞を受賞

$
0
0

 平成29年3月16日(木)~18日(土),名古屋大学東山キャンパスで開催された情報処理学会第79回全国大会において,大学院工学専攻コンピュータ理工学コース1年の根岸知誠さんが学生奨励賞を受賞しました.この賞は、国内最大の情報系学会である情報処理学会の全国大会において、学生が発表した優秀な研究に対して贈られるものです.

 根岸さんの受賞題目は,「Deep Convolutional Neural Network を用いた高山植物認識システム」(情報処理学会第79回全国大会講演論文集,3N-03,2,pp.291-292,2017年3月)で,本学大学院総合研究部の服部元信准教授との共同研究です.この研究では,深層学習を用いた高山植物認識システムにおいて,ターゲットとなる高山植物の学習データが十分に得られない場合でも,収集が容易な同属の植物画像を学習に用いることで,優れた認識性能が得られることを明らかにしました.本手法の有効性に加え,分かりやすい発表と質疑応答が総合的に評価され,今回の受賞となりました.受賞した根岸さんは,「今回,このような賞を頂けたことを大変嬉しく思います.私の研究が評価されたのは,先生方や研究室の皆さまのご協力あってのことと思います.心より感謝申し上げます.」と述べています.

 

受賞した根岸知誠さん

受賞した根岸知誠さん

平成28年度卒業論文・修士論文優秀発表者表彰式

$
0
0

 平成29年3月23日(木)、工学域では、平成28年度卒業論文・修士論文優秀発表者表彰式を挙行し、学部生27名、大学院生(修士課程)23名の計50名を表彰しました。

 この表彰式は、各学科・専攻等の卒業論文及び修士論文の発表会において、優れた発表を行った学生を表彰するもので、平成20年度から実施しています。

 式では、豊木博泰工学域長から、一人ひとりに表彰状及び記念品が授与された後、「卒業・修了、卒業論文・修士論文優秀発表の受賞、おめでとうございます。総合的な知力を基に営んでいく卒業論文・修士論文の研究において発揮された能力は、この後も大いに発揮されることと思います。今後の人生においても、自分の力を信じて進んで行ってください。また、指導教員、研究室の仲間たちのサポートがあってこそ成果をあげることができたわけです。周りの人たちへの感謝を忘れずに、より一層活躍することを期待しています。」とのお祝いの言葉が贈られました。

 なお、今回表彰された学生は次のとおりです。

優秀発表者名簿H28

平成29年度 山梨大学工学部後援会総会の開催について

$
0
0

以下により、平成29年度山梨大学工学部後援会総会を開催しますので、会員の皆様の御出席をお願いいたします。

日 時 : 平成29年4月6日(木)入学式終了後

11時30分受付開始、12時頃総会開催予定ですが、入学式の終了時間により開始時間が変動します。

会 場 : 山梨大学工学部A-2号館 A2-21教室

議 題 : 平成28年度決算報告について

      平成29年度予算案について

      平成29年度役員の選出について

なお、本学は駐車場が狭隘のため、車での来学は控えていただけますようお願いいたします。

                        

工学部機械工学科4年生の櫻川 知也さんがベスト・ポスター賞を受賞

$
0
0

 工学部機械工学科4年生櫻川知也さん(指導教員:伊藤准教授)が、平成29年3月8日(水)開催の2016年度自動車技術会関東支部学術研究講演会においてベスト・ポスター賞を受賞しました。

 この賞は、支部の学生及び一部企業の若手技術者まで含めた研究講演の中から、優れた論文内容に対し授与されるもので受賞タイトルは「簡易ドライビングシミュレータを用いた運転リハビリシステムの効果と脳機能および個人属性との関係」です。共著者は、伊藤安海准教授,鍵山善之助教,佐藤 桂助教(東京農工大学),栃木寛史さん(機械工学科3年生)です。

 内容は,簡易ドライビングシミュレータを用いた運転トレーニングと認知機能検査,運転意識調査,アンケート調査などの各種検査の関係性を調査したものです.

 櫻川さんは,「初めての学会での発表でしたが,このような賞を頂くことができ大変光栄です.これを機に更なる努力をして参ります.」とコメントしています.

 

【2016年度自動車技術会関東支部学術研究講演会】

http://www.jsae.net/kanto/icatye/

【工学部機械工学科 伊藤・鍵山(安全医工学)研究室】

http://www.me.yamanashi.ac.jp/lab/ito/index.html

 

受賞した櫻川さん

受賞した櫻川さん

Viewing all 424 articles
Browse latest View live